5本の赤い薔薇の花言葉ってご存じですか?
ピンポーン
「あなたは今幸せですか?」
阿佐ヶ谷姉妹の“玄関開けたらいる人”ネタから始まりました。
何の記事かって?Sexy Zoneっていう宗教の勧誘です。
3月25日から5月7日まで行われた Sexy Zone presents Sexy Tour 2017 STAGE。
Sexy Zoneが5周年を迎えての記念すべきコンサート。
“STAGE”を聴いて、歌詞カードを見て今までの事を思い返すとぼろぼろ泣けてきて。
これを入れたコンサートってどんなんなっちゃうのよ!?って思ってました。
しかも風磨ちゃんがメインで構成考えたんでしょ?
あのエッッッッッモいサマパラやったエモみの菊池が??(エモみの菊池とは)
アルバムツアーでもなく5周年という節目のコンサートなので懐かしい曲あり。
大人っぽく魅せる曲あり。
メンバーソロを全員で踊る演出あり。
生着替えからの女装あり。
何回入っても楽しめる日替わり要素あり。
至れり尽くせりのセトリかよ!
は~~せくぞんちゃん美しい、可愛い、かっこいい、パーフェクト!!
そしてセクサマでわちゃわちゃした後に“With you”がくるんですけどもう~~~しんどさが凄いんですわ…。
幼き日のSexy Zoneに《僕が必ず君を守るよ》と歌われていた頃は小さい子に「大きくなったら結婚しようね」っていう確信のないプロポーズをされてるみたいなもので、そうだね~って感じだったんですよ。
でも、メンバーの5人中3人が成人して大人になった5人に歌われる“With you”は強くて美しくて『あ、私いつの間にか守ってあげる方から守られる方になってたんだ…』って気付くんですよ。
“With you”を作詞されたケリーさんは未来から来たの?色々あってやっと辿り着いたこのツアーで歌うのを知ってて歌詞を書いたの?と思ってしまうぐらいに今のSexy Zoneにぴったりの曲で震えました。
各々の挨拶は聞いてて涙が止まらなかった。
けんとりんが4人の事をくすぐったそうに話している姿は見ていて幸せな気持ちになった。
でも、マリウスが「足を引っ張った時もあった」って言っててちょっと悲しくなった。
不安定な時期に日本語もよく分からないまま日本に来てこんなに喋れるようになったのにそんな風に思わなくていいんだよ…って思った。
寧ろこれからはマリウスのトリリンガルが武器になっていくんだよ!
勝利さまは言葉の端々にこの5人でやっていくことの大切さや嬉しさをシンプルに詰め込んでるなって感じだった。
きっと色んな事で悩んで苦しい思いもしたと思う。そんな人に幸せにします。最後の最後まで応援してくださいって言われたらもうこの目に光がなくなるで見続けたいなって思うよね…。
聡ちゃんは終始ニコニコしていて3人体制の時でも聡ちゃんはいつでも笑ってた。
もし自分が聡ちゃんの立場だったらとてもじゃないけど笑顔で居続けられることなんて出来ないだろうなって思った。
そしてもっと上に行く事を約束してくれた小指。
静岡から来た少年はいつの間にかこんなにも逞しくなってたんだって思ったら涙が溢れてきた。
あの時に常に矢面に立っていたのは風磨ちゃんだった。
あの売り方の意味も分からず、いつまで続くかも分からなくて不安で私も3人の事が好きなのにどんな気持ちで見ていいか分からなくなってた。
代々木で開催された男 never give upのイベント、自分の好きな人が目の前にいるのに来た事を後悔した現場は初めてだった。
私はけんとりんが好きだけど、それと同様に5人のSexy Zoneが好きなんだって思った。
だからこんなに辛いんだって。
きっと私と同じような事を思って離れた人もいたと思う。
風磨ちゃんの言葉はそんな人達の呪いを解くような言葉だった。
そこからの“STAGE”
正直歌う事を強要されるのは…と思ったけどそんな事微塵も思わなくなってた。
この思いを届けようって自然と歌ってた。
アンコール曲はデビュー曲の“Sexy Zone”
当時の自分達の声で呼び込まれて、デビュー当時の衣装を着て薔薇を持ちながら歌う…。
何度目かのエモみビッグウェーブ。
最終日の粋なサプライズとして、ファンも配られた薔薇を掲げながらの“Sexy Zone”
暗くて多分よく見えなかったと思う。
でも気付いた瞬間に「えぇっ!?」って驚いてて、その顔にまたなんだか泣けてきて。
横浜アリーナが赤い薔薇で埋まったあの光景は忘れないと思う。
私は10年以上KAT-TUNという場所で育ってきたのでどうしても重ねちゃうんだけど10ksで見た真っ赤に染まった東京ドームと赤い薔薇で埋め尽くされた横浜アリーナ。
10周年という節目で充電を選択したけど絶対戻ってくると約束したKAT-TUNと5周年の節目に新たに誓いを立て絶対に幸せにすると約束したSexy Zoneの強さ。
KAT-TUNが充電期間に入って1年経ちましたが彼らは絶対にまたステージに戻ってくると確信してるので不安なんてないんですよ。
グループとしての活動がないので寂しさはあるけどね。
6人から始まって1人抜けて…また1人抜けて、また1人抜けて…その度に沢山泣いたし辛い思いをしたけど3人は過去は過去として受け入れてこれからはもう前しか見ないっていう感じがひしひしと伝わってきた。
その時に『あぁ、この人達めちゃくちゃ強いな』って思って、充電という選択も復活の為に文字通り充電してフルパワーでまた始めるためなんだって思った。
それを今回のSexy Zoneにも感じたんです。
だからこそ、こんな事を書いては楽曲に携わった方々に失礼かもしれないけど“STAGE”という曲は今後歌わなくていいんじゃないかなって思う。
だってあの顔面にあの個性があればお涙頂戴的な事をしなくてもてっぺん取れるもの。
美しい白鳥は水面下の努力なんて見せなくていい。
過去をなかった事にするんじゃなくて、ここで一区切り。
けんとりんも書いていたように【第二章】の始まりなんじゃないかな。
だから【第二章】が始まったばっかりのSexy Zoneに貴方も出会ってみませんか?
一緒に《未知》歩いてみませんか?
5本の赤い薔薇の花言葉。
いくつか意味はありますが〈貴方に出会えた喜び〉という意味があります。
Sexy Zoneが赤い薔薇を持ち続ける限り〈貴方に出会えた喜び〉を伝え続けてくれているのではないでしょうか。
貴方がその薔薇を受け取る日が訪れますように。